「ストレートネック」という言葉。
みなさんもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
首は、体重の10%の重さがある頭を常に支えています。
体重の10%といえば、平均で6キログラムくらい。
2リットル入りのペットボトルなら3本くらいの重さになります。
人間の脊椎は、この頭の重さを吸収するようにS字状に力ーブし、
頚椎が起点となり、常に柔軟性をもって頭の重さに耐えている
というわけです。

でも、もし、この頚椎のカーブがなくなってしまったら、どうなってしまうのでしょう?

頭の重さがもろにかかってしまい、首肩の負担はもちろん、
頚椎、腰椎、さらに膝の関節にまでも異常が現れてしまうことでしょう。

このとても大切な頚椎のカーブが、まっすぐになってしまっている状態のことを
「ストレートネック」と呼んでいます。
つまり、このストレートネックが首肩の不具合のすべての原因といっても過言
ではないのです。ストレートネックを改善することが首肩の不具合にとって何よりも
大切な解決策と考えています。

では、私たちは、なぜストレートネック状態になってしまうのでしょうか。
みなさんは、すでにお気づきかもしれません。
そうなのです。
やはり第一の原因は「悪い姿勢の持続」です。
とりわけ、前屈みにうつかき、何かをのぞき込むような姿勢は最悪です。原因の
99%はここから来ているといってもいいでしょう。

仕事でパソコンをのぞき込む、携帯電話に夢中になり、画面をのぞき込んでい
るときのご時自身の姿、生活を思い浮かべてみてください。
肩の位置は、首をまっすぐにしたときと同じで、あごを突き出し気味に頭部が
前に出た状態。首と肩の付け根だけで頭の重さに耐えている状態です。
このような姿勢が何時問も何日も続けば、ストレートネックにならないほうが
不思議です。日本人の80~90%がこのストレートネック状態もしくはその
兆候があると言われてます。

ぜひ生活習慣の中で姿勢を見直して下さいね。

しかし、それでも「ストレートネック」が気になる方は、
骨格矯正を試してみて下さいね。

 

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