こんにちは、あたぎです。

早いもので9月になってしまいました。この夏は涼しかったですね。

夏が好きな自分にとっては少し寂しかったです。

さて、その寒い夏のせいなのか、最近足をつってしまう方が非常に増えています。

夜寝ている時が一番多いですね。

足をつってしまう状態はどうなのか、東洋医学的な観点から見ていきます。

まず、下半身の血流や水分代謝に大きく関わっているのは東洋医学では「肝」と「心」と「腎」・「膀胱」です。

「肝」は筋を主り、飲食物から得られる気(栄養)を筋肉に届ける役割をしています。

「心」は西洋医学と同じく、血液を足の方まで運搬します。

「腎」と「膀胱」の経絡は体幹から足の裏まで通っており、ふくらはぎの運動に大きく関わっています。

それぞれの気である「肝気」「心気」「腎気」が充実していないと、こむら返りしやすい状態となります。

これらの気が不足する原因(状態)を見ていきます。

「肝気」が不足している原因(状態)

イライラする。気力が出ない。やる気が出ない。冷房などの風の当たりすぎ。

「心気」が不足している原因(状態)

汗がむやみにでる。手足が冷える。疲れやすい。過度の運動。動悸や息切れがある。顔色が悪い(蒼白)

「腎気」が不足している原因(状態)

足のむくみや疲れを感じる。髪の毛のハリやツヤがない。めまいや耳鳴りがする。性交過多。腰や膝に力が入らない。

 

上記に当てはまる症状がある方は足がつりやすい傾向にあります。自分の身体の状態や生活環境を見直してみてください。

ではまた。