こんにちは。あたぎです。

「後天の精」

聞いた事無いですよね(笑)

東洋医学的には、人間は「気」「血」「津液(水)」この3つによって生命が営まれてると言われています。

そのどれかのバランスが崩れる事で体調を崩します。

そして「気」「血」「津液」を作っているのが『精』なんですね。

「精」には先天の精と後天の精があります。

先天の精とはその名の通り、生まれつきある精。つまり両親から受け継いだ精です。

これは生命の素で、発育、成熟、生殖といった基本的な生命活動を起動させます。

そして、今回テーマにしている後天の精です。

これは、先天の精を補う役割があります。

ではどのようにして取り入れるのか・・・

簡潔に言ってしまうと、食事、運動、呼吸です。

まぁ単純!

主に食事が大事ですかね。

基本的に飲食物から得られる精を後天の精といいます。

飲食物の事を東洋医学では「地の陰気(水穀)」なんて言い方をします。

逆に「天の陽気」。これは呼吸のことです。

「地の陰気」と「天の陽気」。これが混ざり合わさって「気」「血」「津液」が作り出されるわけです。

若い人や、食事、呼吸、運動をきちんとしている人は、精が盛んで、怪我や病気になりにくく、なっても治りやすい。

老人や、疲れやストレスが溜まっている人、房事のやり過ぎなんかも精が不足しやすくなります。そういった人は生命力が弱まり、免疫力が低下し、冷えやすく、老化も早まってしまいます。

精を充実させるには、ストレスとなるものから避けて、適切な食事をして、正しい呼吸をし、気血の巡りを良くするために適度な運動を心掛けましょう!!

先天の精は生きている間は、乾いて無くなる事が無いので、今、精が不足しててもしっかりした生活を心掛ければ必ず後天の精が助けてくれるので大丈夫ですよ(*^^)v

分からないことがあれば遠慮なく質問して下さい!

ではまた。

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