今日は「肩こり」について お話させて頂きます。

肩こりで患者様から 「私は四十肩かもしれない」と訴えがある時があります。四十肩・五十肩の名前由来は40~50代で多く見られるからです。

四十肩・五十肩は医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。肩関節周囲炎は、肩をスムーズに動かすために重要な肩関節の組織に
炎症が起きる事によって肩に違和感や痛みを感じる状態の事です。
単なる肩こりだろうと放置していると 痛みが激痛に変化し、仕事ができない、眠れない などかなり辛い症状が続きます。
原因は、肩を酷使するスポーツ、肩に過去ケガをした、肩周辺にストレスがかかる姿勢を長時間続ける仕事や生活環境がなりやすいと言われています。
しかし、物理的な事だけでなくストレスが要因となっている事があります。
重要な仕事を任される、納期がギリギリの仕事が続くなどプレッシャーが重くのしかかる状況が続き自律神経が乱れ、交感神経が優位になり緊張状態が身体に
現れてしまった時など心理的に緊張した生活が続く事で起こります。自律神経を乱すことで肩こりだけでなく、疲労や不眠、頭痛、胃腸疾患、冷えやみくみなど
様々な体調不良に繋がります。
ストレスが原因の場合、生活環境や人間関係はなかなか改善されず難しいです。副交感神経を優位にしリラックスする為にぬるめの風呂につかるなど
ストレスから解放される機会をつくって体の緊張を緩めていけば少しずつ肩こりから解消されます。
でも、もっと最適な方法があります。それは、当院へ来ることです。
皆様の ご来院お待ちしております。

 

補足①

肩関節周囲炎は20代の若い女性、30代の働き盛りの男性にも見られるので注意が必要です。

補足②

肩こりを予防するストレッチ方法

Ⅰ 肩の力を抜いて腕を下ろしたまま 肩をまわす
Ⅱ 後ろで手を組み、上半身を前に倒す。腕は天に引っ張り上げる。