こんにちは(^^)まごころ鍼灸整骨院ゆりのき台院です!

セミの声もしなくなり、気温も涼しくなってきて秋を感じるようになってきましたね!涼しくなってきたので運動でも始めようか…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。運動する際には準備運動と運動後のケアもしっかり行いましょう。

 

今回は足のアーチについてです。

 

足は大小28個の骨から構成されています。各々の骨は互いに関節を形成しそれぞれに可動域を持っています。1つ1つが軟部組織(筋肉、靭帯、腱など)で支持され荷重による強い衝撃にも耐えられる力学的に安定した強い構造をしています。人の足部にはアーチ(土踏まず)があり板ばねのように高い剛性を有している為効率的な二足歩行が可能となっています。このアーチは縦アーチ(内側・外側)、横アーチで構成されています。

 

内側縦アーチの構成

役割:歩行時の推進力の源、体の左右の揺れの制御

骨:踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨

足骨イラスト/無料イラストなら「イラストAC」

頂点は舟状骨。

 

筋肉:前脛骨筋・後脛骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋・母趾外転筋

後脛骨筋に支えられている。

 

外側縦アーチの構成

役割:体を支える、体を捻るときの制御機能

骨 :踵骨-立方骨-第5中足骨

頂点は踵立方関節

筋肉:長腓骨筋・短腓骨筋・小指外転筋 

長腓骨筋に支えられている。

 

横アーチ(中足部・足根部)の構成

骨:内側・中間・外側楔状骨-立方骨

頂点は中間楔状骨

筋肉:母趾内転筋・虫様筋・小趾対立筋

 

横アーチ(前足部)の構成

骨:第1中足骨頭(種子骨)-第2~5中足骨頭

頂点は第2中足骨頭

筋肉:長腓骨筋・後脛骨筋

 

横アーチの役割:前後の揺れを制御する、歩行時前方への推進力を獲得する

 

 

アーチが低下すると…扁平足

 

扁平足とは

立っている時(荷重時)に土踏まずが地面に接地しているかそれに近い状態のことを言います。子どもの頃は一般的に扁平足を形成しています。6歳ころからアーチを作る骨が形成されてきて10歳ころにはすべての足の骨ができあがります。しかし歩く時間の減少や運動不足を中心に足指の活動量が減少してしまい足指を曲げる筋力が低下してしまうと、アーチの形成が阻害され偏平足となってしまいます。また、偏平足が原因で引きおこる症状(外反母趾、足底筋膜炎、有痛性外脛骨、アキレス腱周囲炎など)もあるので日常生活やスポーツ動作にも影響が出る可能性があるので注意が必要です。

 

自分に合った靴を履くだけでも足の機能が向上し、疲労の軽減や変形の予防になります。

 

 

ご予約はこちらから(^-^)

ゆりのき台院LINE↓

☎0426734649


友だち追加