私事ですが、先日、寝違えました。
下が向けず、仕事、私生活共にだいぶ苦労しました。
たまに超音波を当てて養生していたらだいぶ落ち着いてきました。
どうも三ッ沢下町院です。
皆さん、寝違えたことありますか?
自分はあまりないのですが、数年に一回強烈に痛くなる事があります。
そんなときの対処法はご存知ですか。
その前に…
そもそもなぜ寝違えになるのでしょうか。
寝違えとは朝、目が覚めた時に頚部に起こる痛み、特に運動時痛を伴うもので靭帯や筋肉に急性炎症が起こっている物をいいます。
それらが起こる理由として…
以下の事が考えられます。
・枕の高さがあっていない。
枕の高さがあっていないと、高いと首が前屈し、低いとストレートネックのような状態になります。
いずれも首の正常な形状から外れてしまうため、首の筋肉に負担がかかり固まってしまいます。
・寝る時の姿勢が悪い。
寝る時にうつ伏せで寝る事が多い人は特に要注意。
うつ伏せだと首を横に向ける事が多く、首をひねった状態で長時間いる事になるため、首の筋肉や靭帯が引っ張られて負荷が掛ります。
・首や肩の筋緊張が強い。
筋肉がかたくなっていると、寝ている状態で少し動いただけでも頚椎を引っ張ってしまいます。
そのため、頚椎の歪みをつくる原因となってしまうのです。
・寝返りが少ない。
睡眠中に身体を動かさないというのも注意が必要です。筋肉は長時間同じ姿勢でいると固まってしまいます。
・頚椎が変形している。
頚椎が変形していると、歪みが起こり、それを支えようと筋肉が緊張してしまいます。
頚椎が歪んでいて、筋肉が緊張している状態で長時間いると筋肉が硬くなり炎症を起こしてしまいます。
これが痛みを引き起こして、
動かすと、痛っ。
という事になるんですね。
では実際、寝違えてしまった時はどうすればよいでしょうか。
一番多い質問に「冷やした方が良いの?温めた方が良いの?」
というのがあります。
寝違えというのは、寝起きに起こった筋肉や靭帯の急性炎症という事になります。
急性炎症にたいしてはアイシングをして炎症を抑えるのが良いとされています。
氷のうやアイス枕などで10~15分冷やしてあげるのが良いでしょう。
どういう時に「冷やした方が良いの?温めた方が良いの?」か気になる方はこちらも合わせてご覧ください。
痛みが出てきたのでまずは冷やしました。
次はどうすればよいでしょうか。
安静にして下さい。
炎症は動かすとそれが広がって悪化する事が多いです。
痛みが中々取れないな、とストレッチや自己流のマッサージをすると悪化してしまう事が多いので、安静にして頂く事が望ましいです。
痛いのをじっと我慢して耐えているだけで出来る事はないのか
寝違えてしまったら何もしない方が良いのか。
そういうわけでもないのです。
現に、寝違えた方々も実際当院で見てきました。
但し、間違ったやり方で施術を行うと悪化する可能性があるのも事実です。
治療する際には、順番があります。
寝違えの痛みというのは、
・内部で起こっている炎症による痛み
・筋肉や靭帯のこわばりによる可動域制限からくる痛み
の二つが挙げられます。
始めは「内部の炎症」を抑えて関節が動ける余裕を作ってあげます。
その後に、「可動域制限」を取り除いて普段の生活が送れるようにしていくんです。
ですので、痛めた当初は「内部の炎症」を抑える処置をしていくんです。
治療法の一例…
当院では、「内部の炎症」を取り除く際、超音波治療をよく行います。
超音波治療は、細かい振動で細胞内の代謝を促進させて、体内の炎症や損傷の治癒を促す治療方法です。
これによりまずは「内部の炎症」を抑えます。
2~3日経つと炎症が減ってくるので今度は徐々に動かしていきます。
この頃から、マッサージに加えてストレッチや運動療法などを少しずつ取り入れていきます。
寝違えは無理をするとこじれて症状がひどくなってしまいます。
早目に適切な処置を行って痛みを取り除いていきましょう。
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