こんにちは。あたぎです。
当院には鍼灸治療を希望される方が多くいらっしゃいます。
腰痛や肩こり、膝関節痛などの運動器系の症状が多いですが、中には、生理痛や胃腸の痛み、眼精疲労、うつ病、神経痛など内科的な疾患の方もご来院されます。
そのうちの一人に、帯状疱疹後の神経痛でお悩みの方が来院されました。
83歳の女性です。
3月に帯状疱疹にかかり右の大腿部に発疹と痺れが出ていたそうです、薬で治療をしていましたが1カ月経ってもピリピリ、ズキズキ。
どうしても辛いということで、4月の半ばに当院に来院されました。
この方は閉鎖神経という太ももの内側の知覚と運動を支配する神経の支配領域に帯状疱疹が出来ていました。
それによって、かゆみ、痛み、しびれを誘発していました。
1回目の治療は疱疹の周りの痛みを取っていくという方針で治療しました。
5回ほど治療しても経過は良くならず、腰の治療を一緒にやっていくことに・・・・・
9回目くらいになると、調子のイイ日と悪い日がはっきりしてくるようになりました。
10回目は痺れに対する治療ということでお灸をとりいれました。灸頭鍼です。
15回目ころから足のしびれは気にならなくなり、腰中心の治療を。
20回目で足の痛みやしびれは良くなったと言っていただけました。
まだ疱疹は残っているので、定期的に治療をしていきます。
期間的には約3カ月かかりましたが、根気よく通って頂けたので、よくなりました。
神経痛は治療に時間を要する症状のケースが多いですが、よくなる事がほとんどなので、悩まずに1度ご相談下さい。
通うのも最初のうちは辛いと思いますが、よくなってくる実感があると、逆に楽しみになりませんか??
根気よく!!頑張っていきましょう!僕たちも全力を尽くします!
っていうか、書いておもいました、これ豆知識じゃありませんね(笑)ま、いっか。
ではまた。