Hello,Everyone!
本日は、腰痛バンド(コルセット)についてのコラムです。
買おうか迷っている方、あるいは現在使用しているが効果をあまり実感できない方にご一読いただければ幸いです。
腰痛バンドを使用する上での豆知識
腰痛バンド(いわゆるコルセット)は、腹部と腰部を締め付けることで、
外部から腰椎をサポートし、腰への負担や痛みを軽減させる効果があります。
コルセットが何故腰痛を和らげるのかというと・・・
①バンドで副部を締めることにより、腹内圧を上昇させ、それが脊椎(腰椎)をサポートするから。
②腰椎に負担がかかる前屈の動きを制限し、背骨の(生理的な)カーブにより近づけるから。
③バンドの下側で腸骨(骨盤の両端にある大きな骨)を圧迫し、仙骨(骨盤の中央にある逆三角形の骨)と
腸骨を一体化させることで腰椎へのストレスを和らげるから。
以上がそのメカニズムですが、その効果を十分に得るためには、
①20cm以上のバンド幅
②十分な硬さ
③バンドが二重でフリーストップ型のもの
が必要です。
最近は、ドラッグストアなどの店頭でも数種類販売されておりますが、試着用のサンプルがない場合は
まごころ鍼灸整骨院三ッ沢下町院でご相談いただければ、試着はもちろん使用・管理方法なども詳細にアドバイスさせていただきます。
腰痛バンドは「予防」にも効果あり
腰痛バンド(コルセット)は、「痛みが出たら使用するもの」という概念が強いですが、
長時間のデスクワークや20分以上の走行を要する自動車の運転などで装着すると最適です。
予防の場合、上着の外側から装着しても構いません。
注意事項
コルセットは便利ではありますが、装着さえしていれば腰痛が自然に緩和するという保証はありません。
痛みが強い場合は、必ず原因(病態)を診断した上で施術(治療)を受けてから使用することをおススメします。
また、予防の場合も含めて一日中着けっぱなしにすることは避けましょう。
腹部や下背部の筋力を低下させるきっかけにもなりますので、仕事が終わったら外す、外出中の場合は
帰宅したらすぐ外す等、こまめに着脱のパターンを決めて使用しましょう。
以上です。(A.N.)
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