皆さんこんにちは!ゆりのき台院です。
10月半ばから11月初旬ごろにかけては一年で一番日中に活動しやすい時期だなぁと毎年思います。
暑くもなく寒くもなく、葉っぱも色づき始めていくらでも歩けそうな気持の良い気候ですね。
コロナ禍のせいで運動不足になっていたり、健康診断で引っかかってしまい運動を始めようとする人まず行いやすいのがウォーキングです。気候もバッチリで始めるにはもってこいのタイミングですね。
しかしここ最近、ゆりのき台院には歩きすぎが原因による「足の裏の痛み」を訴えて来院される方が多くなりました。
今回は何故足の裏が痛くなるのかと、その予防法について書きたいと思います。
①そもそも足底筋膜炎って?
足底筋膜炎とは、踵から足の指の付け根まで張っている足底筋膜という薄い膜のようなものに炎症が起きている状態です。そのままですね。
この足底筋膜はいわゆる土踏まずを構成する足のアーチを支える役割を持つため、常にピンと張った状態となっています。
年齢が若い、足にかかる負荷が少ないなど膜の柔軟性が保たれていると足の裏にかかる衝撃をうまく吸収してくれますが、加齢や足底への過負荷により柔軟性が失われると衝撃を吸収しきれなくなり炎症を引き起こし痛みが出てきます。
足の裏を地面につけずに生活することは困難ですのでなかなか痛みは引きません。
炎症の起きている部分をぐりぐり押しているのと同じことですので、普通に歩くだけでも痛いです。
また筋膜の柔軟性が著しく失われている場合、筋膜がかかとにくっついている部分を引っ張り続けることでかかとの骨が変形しトゲのようになり激痛を引き起こす場合もあります。これを骨棘(こつきょく)と言います。
②治療法
整骨院で行える足底筋膜炎の治療は地味なものが多いですが、原因がハッキリしている為効果は得られやすいです。
当院では、
①下腿部のマッサージ
②超音波による炎症の抑制
③ストレッチの指導
をメインで行います。
先月は、2か月ほど整形外科に通ったが軽快しなかったり、半年間ずっと足底が痛かったりした患者様が問題なく歩けるようになりました。
その他整形外科では投薬治療、重症の場合は手術、整骨院ではインソール(足底版)を処方するところもあります。
③予防法
①サイズの合った靴を履く。
②長時間歩く場合は軽くて歩きやすいスニーカーを履く。
⇒仕事終わりに革靴やヒールで「一駅歩いてみよう!」という方に多い。
③足底に違和感が出た場合、ストレッチをする
⇒足の指を手で足背側に反らせるだけでOK!
今現在足底の痛み、違和感でお悩みの方はいつでも当院にご連絡下さい!