こんにちは!
まごころ鍼灸整骨院、京王堀之内院です!

6月が始まったということで、本日は「梅雨」の季節に多くなる「むくみ」に関するお話をしていきたいと思います。

これから準備、梅雨対策!

これから梅雨に入ると湿度は高く、ジメッとした空気が、心も身体も重くしてしまいます。
梅雨はカビやダニなども育ちやすく、「湿邪」に陥りがちな季節といえます。
湿邪とは、体内に余計な水分(湿気)が溜まった結果、頭痛やむくみ、脱力感、身体の重だるさ、下痢などの症状が見られる状態を指します。

三焦(さんしょう)について

体液の調節について東洋医学では、「三焦(さんしょう」という概念で捉えます。三焦は五臓六腑のひとつなのですが、西洋医学では対応した臓器がありません。無形の器官であるとされ、全身に広がって他の全ての臓腑を包み込む膜状の組織のようなものとイメージしてください。気や津液(しんえき)はこの三焦を通って全身を流れます。

津液とは人体に必要な液体のことです。
飲食物から得られる水分は、①五臓の「脾」で吸収される→②「肺」に運ばれて全身に広がる→③「腎」にまで下降して、排泄、もしくは有用な津液は再び肺に運ばれる。→④「肝」は、この水分の流れ全体の調節をする。

こうした体液の調節過程を「三焦気化(さんしょうきか)」といいます。
三焦気化がスムーズに機能しなくなったときに、体液の流れが滞り、むくみとしてあらわれます。

三焦気化的、むくみのタイプ

この章では、脾によるむくみタイプの方と、肺によるむくみタイプの方の特徴についてご説明します。ご自身がどのタイプに当てはまるか、考えながら読んでいってください☆

◎「脾虚湿滞(ひきょしったい)証」
消化吸収をつかさどる「脾」の機能が弱く、水液の動きが鈍くなり、むくみがあらわれます。

【以下チェック項目】
□冷たいものを食べ過ぎる □夏場でも手足が冷える □倦怠感がある □慢性的にむくんでいる □下半身がとくにむくみがち □極端な汗かき □食欲減退

◎「肺気虚(はいききょ)証」
脾気虚から、さらに五臓の相互関係で「肺」の機能も乱れて、むくみがひどくなる場合がこの証です。肺がつかさどる体表の機能や水分代謝が乱れるため、むくみます。

【以下チェック項目】
□急性のむくみ □まぶたや顔のおむくみ □寒がり □声に力が入らない □顔色が白い □汗かき、もしくは極端に汗をかかない □梅雨や秋雨の頃に喘息になりやすい

最後に

いかがでしたか? あてはまる症状はありましたか?

いずれかのタイミングで肝によるむくみと、腎によるむくみについてもお話をしていきたいと思いますので、お待ちください。

ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

またお会いしましょう。

 

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