港北区の小机院です。

今日は「認知症」について お話させて頂きます。

認知症の特徴

①記憶があいまい
新しい事が覚えられない。
身近な人の名前・過去の出来事が思い出せない。

②知的レベルの低下
買い物での簡単な計算が出来ない。
思考力・判断力が鈍るなど。

③感情の乱れ
喜怒哀楽が激しくなる。
他人を信用しない。
妄想が増える。

 

一般的に[認知症」と呼ばれるものに「脳血管型」「アルツハイマー型」に分けられます。
今日は、アルツハイマー型について説明させていただきます。
アルツハイマー型はさらに、アルツハイマー型認知症(DAT)と家族性アルツハイマー病(FAD)に分けられます。
DATはアルツハイマー病の大半を占め、老年期に発症します。
FADは遺伝性があり親がFADであれば子供は1/2の確率でFADに罹患します。
FADの特徴は50代前後の若い時期に発症されやすく、40代の働き盛りで症状がでる人もいて「若年性アルツハイマー」とも呼ばれます。

自分の親族が認知症になるのも珍しくありません。
もし、3親等内(両親、兄弟姉妹、叔父伯母)でアルツハイマー型に若い頃なった人がいる場合はもしかして「私も・・・」と注意が必要です。

 

認知症を予防するポイント

脳を活性化し続ける事が大事!!

①頭を使う

脳は病気や外傷、老化で細胞の一部がダメージを受けても毎日の生活で脳に刺激を与え続けると 細胞の機能が回復する事がある。
毎朝新聞読む、字を書く、簡単な計算ドリルなどGOOD

 

②散歩

「外を歩く」。ゆっくり30分以上
(五感を意識して)自宅の周りを風景を見ながら風を感じながら歩く。
脳の血流の改善、血圧の安定にもつながる。

 

③趣味を楽しむ

楽しみながら自分の興味関心を深めていく。
趣味を通じて人と会う機会がコミュニケーションにもつながる。

 

④ストレスをためない

ストレスが多いとセロトニンの分泌を抑制し、脳を萎縮する。
ちょっとの事で腹を立てない。細かい事は気にしない。

 

以上が「認知症」でした。