こんにちは!まごころ鍼灸整骨院 京王堀之内院です。

最近急に気温が下がってきて、トイレに行く回数が増えてきたという方も多いのではないでしょうか?

寒いと汗をかかなくなりその分尿量が増えます。さらに冷たいものに触れたり、室内と屋外の温度差で膀胱が反射的に収縮し、より尿意を感じやすくなります。

尿漏れや頻尿の原因として過活動膀胱や、男性の場合、前立腺肥大症といった原因がよく挙げられますね。

さらに自分で予防できる原因の一つとして「骨盤底筋」の低下があります。

骨盤のお腹側にある「恥骨」とお尻側にある「尾骨」を結んだひし形の空間のことを骨盤底と言います。

ざっくり説明すると、椅子に深く腰掛けたときに座面に当たる部分です。

おへそから下の臓器(膀胱・直腸・子宮)を支え、さらに尿道を締める役割がある筋肉が「骨盤底筋」です。

この筋肉が低下することで、尿道周辺に力が入らず尿漏れに繋がってしまいます。

◎尿漏れはどちらかというと女性に多いですが、その理由はいくつかあります

①男性に比べ尿道が短い

②妊娠、経膣分娩の経験がある人は特に骨盤底周辺の神経が引き伸ばされたり血行障害を起こすこともありダメージを受けやすい。

※本来そういった神経の損傷は日が経つにつれ回復していきますが、出産年齢が高いと回復に時間がかかってしまいます。

③閉経後では女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減る。エストロゲンは膀胱や膣を活性化させるので減少によって機能低下を招く。

④体重の増加によって、内臓を支える骨盤底筋に負担がかかる。

 

◎骨盤底筋の鍛えかた

まずは仰向けの姿勢でコツを掴んでいきます。起床時と就寝前に行うと習慣付けしやすいですね^^

①仰向けの姿勢で膝を立てる

②(息を吐きながら)肛門〜尿道にかけて、お腹側に引き込むようにイメージしながら締めていきます。これを10秒かけて行ったら10秒リラックスします。

動きに慣れてきたら、引き締めると緩めるを早いテンポで繰り返していきます。

⚠︎このとき肩やお腹に力が入らないようにしましょう

 

◎コツを掴んだら、座った姿勢ですきま時間に鍛えましょう!

このときも他の部位に力はいれず、骨盤の底をお腹に引き上げる、緩めるを繰り返します。

地味な動きではありますがトレーニングですので根気強く続けていくことが大事です。気になる方は空いた時間に取り入れてみましょう^^♪

 

さらに腰部や下腹部、足元が冷えやすいかたも頻尿、尿漏れに悩む傾向にあります。

当院の灸治療では、広範囲に心地よい熱刺激を伝える箱灸やツボを局所的に温める台座灸といった治療を行なっております。

患者様の体質や状態に合わせてツボを選んでいきますので気になる方は是非一度ご相談ください!
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