おはようございます。堀です。
先月は、脊柱起立筋という筋肉について紹介させていただいたのですが、
基本的に筋肉の種類を覚えていただいてからの方が分かりやすいので、
遅れまして申し訳ありませんが、筋肉の種類について紹介させていただきます。
分類としまして、屈筋と伸筋があります。
例えば太ももにある前側の筋肉を大腿四頭筋と呼び、
この筋肉は膝を伸ばす筋肉で伸筋の分類になります。
太ももの後ろ側の筋肉の半腱・半膜様筋と大腿二頭筋で構成するハムストリングスは、
膝を曲げる筋肉で屈筋の分類になります。
性質としまして、速筋(白筋)は『白い』ということで
酸素の運び屋であるヘモグロビンが少ないことから、持久力が無い事に繋がる。
その逆の性質をもつ筋肉を遅筋(赤筋)と呼ぶ。
浅い筋は、重なっている筋肉の外側の筋をいう。これをアウターマッスルと呼ぶ。
瞬発系(パワー系)のトレーニングをすると、見た目にわかる筋肉がムキムキに見えるものです。
浅い筋には速筋(白筋)が多いことがわかります。
深い筋は、重なっている筋肉の2枚目以降の内側の筋をいう。これをインナーマッスルと呼ぶ。
姿勢の維持やバランスに強く関わり、見た目には見えないものです。
深い筋には遅筋(赤筋)が多いと推測します。
普段立っている姿勢や座っている姿勢は気付きにくいのですが、このような分類や性質があります。
見た目に見えるアウターマッスルを鍛える方がいらっしゃいますが、見た目に見えない
インナーマッスルも大事なので、性質を理解していると便利ですね。
まだ話し足りないのですが、続きは次回でよろしくお願いします。