火曜はすごい雨でしたね。

院の近くで雷がゴロゴロなっていました。

結構近場で落ちていたようで、かなりビビってしまいました。

停電していた地区もあったようで、皆さんの地区は大丈夫でしたか?

かと思えばその翌日には梅雨明けの様で…。

最近の天気は忙しいですね。A ̄~ ̄;)

どうも三ッ沢下町院です。

 

今週の16,17日は定休日という事で二日間お休みでした。

冷房の効いた部屋でゴロゴロ二日間中ずっと過ごしていました。

足首にあたる冷房の風と頭から浴びる扇風機の風で全身を冷やしてながらゴロゴロと…。

 

今からそんな生活で真夏はどうするんだ?なんて声が聞こえてきそうな気もしますが、それはさておき…。

そう、足首を冷房で冷やしていたんです。

直接あたっていたので、ガンガン冷えて、自分で触っても冷たい位…。

そんな状態で「お昼ごはん何食べようかな?」なんて台所に行こうとしたら、

ふくらはぎから足首にかけて固まってしまって、ロボット歩きになってしまいました。

ロボット

↑ホントこんな感じ

数歩歩いたら普段通りに動きました。

 

そんな体験をしていたら、ふと最近、

「起きた時、足首が固まって動きづらいんです。少し動くと良くなるので今は大丈夫なんですけど…。」

というお話をよく聞くように思いました。

 

足が固まってしまうというのは、筋肉の血行が悪くなってしまう事が原因です。

ふくらはぎやすねの血行が悪くなると、老廃物が溜まって、筋肉が硬くなっていきます。

その結果、足首の関節がうまく動かせず、固まったように感じてしまうのです。

 

そうなってしまう原因として…

・寝ている最中はあまり動かない

・もともと血行が悪い

・脚が冷えてしまう

等が挙げられます。

一つ一つ原因を簡単に見ていきましょう。

 

・寝ている最中はあまり動かない

日中、立って動く方が大半だと思います。

歩いている最中、足は着地の衝撃を受け止めて、前に蹴りだすという動作を繰り返し行っています。

この前に蹴りだす、要はつま先を伸ばす動きをするとふくらはぎが使われて筋肉が縮み、膨らみ、足の血管を圧迫します。

この時、静脈の血液を心臓の方へ押し上げます。

特に、ふくらはぎはこの働きが重要で、血液を上に押し上げるポンプの役割を果たしているため、「第二の心臓」なんて呼ばれるんです。

 

話しは変わって…

 

皆さん寝相は良い方ですか?

自分はかなり悪い方で、夜と朝の寝ている姿勢が必ず違います。(笑)

夜間、寝返りをうつことで体を動かしますが、歩いているわけではないので、足首の動きは日中よりかなり少なくなります。

その結果、足の血液を押し戻す作用が弱まって足に血液が滞留しやすくなります。

寝ている最中も足では代謝が行われているので、足の血液から酸素や栄養が消耗されて、二酸化炭素や老廃物が滞留していきます。

この老廃物が筋肉を硬くしてしまうのです。

 

・もともと血行が悪い

体質的に血行が悪い方がいます。

例えば静脈瘤がある方、リンパ性浮腫の方、腎臓や心臓が悪い方、足にむくみがみられる疾患の方などは

足に血液が溜まりやすく、老廃物が溜まりやすい状態にあります。

また、靴下やストッキング、下着の締め付けが強い方も要注意。

着ている物で強く締め付けられると血液の流れを悪くしてしまいます。

座りっぱなしの方も注意が必要です。

車いすで日中過ごす老人ホームの方や座って事務作業を行うOL、サラリーマンの方、一日中座って勉強やゲームばかりしている学生も注意!

夜間同様、日中足の動きが少ないと同様の事が起こって血行が悪くなります。

 

・脚が冷えてしまう

体は冷えて温度が下がってくると血管が収縮して体温の発散を防ぎます。

体温は下がりにくくなりますが、同時に血流も悪くなります。

冬の寒い時期や、夏の暑い時期の冷房などで脚が冷えてしまうと、

末梢血管が収縮して血行が悪くなってしまいます。

 

いかがでしたか?

思い当たる物はありましたか?

上記の理由は寝ている時だけでなく、日中の事にも当てはまります。

血行が悪い状態でそのまま寝てしまうと、脚が固まりやすくなります。

ただ、言い換えると寝る前までに足の血行を良くしておくことで予防することができます。

 

例えばストレッチ。

ふくらはぎが固まることでおこりやすいのでふくらはぎを伸ばすストレッチを行うのが効果的です。

もしくはマッサージ。

胡坐をかいた状態でふくらはぎの内側を足首側から膝に向って押していくと効果的です。

 

ん?言葉では分かりにくいですか?

詳しく知りたい方は当院へお越しください。

ここで紹介した以外のストレッチやマッサージをご紹介いたします。

是非、ご来院下さい。