おはようございます。
今回は前回に引き続き首・肩周りの筋肉を紹介していこうと思います。
みなさん肩甲骨はご存知ですか?
だいたいの方は知っていると思いますが、背中の左右にある骨です。
その肩甲骨には回旋筋腱板(ローテーターカフ)という
肩や腕を動かしてくれる筋肉が4つあります。
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋という筋肉です。
棘上筋は、肩関節の安定性が関与していて,特に肩が下に落ちるストッパーの役目をしています。
棘上筋は、回旋筋腱板の4つの筋肉のなかでも最も表面の方にある筋肉です。
動きとしまして腕を耳に付けようとして挙げる動きですが
棘上筋だけがその役割をしているわけではありません。
今後説明していきますので、少しお待ちくださいね。
棘下筋は、棘上筋とともに肩関節の安定性に関与しています。
ただ筋肉の付き方の影響で棘上筋とは動きが少し違います。
動きとしまして手を頭の後ろにもっていく動きですので、女性の方だと髪を後ろに結ぶ動きですね。
小円筋は、棘下筋とほとんど同じ筋肉の付き方で肩関節の安定性にも関与して動きもほとんど同じです。
なので棘下筋と寄り添っていると考えていただいてもいいですね。
肩甲下筋は、肩甲骨の裏側に付いていて回旋筋腱板の中で一番深くにある筋肉です。
こちらも肩関節の安定性に関与するのですが、4つの中でより安定性が大事な筋肉です。
動きとしまして手を腰にもっていく動きですので、
女性の方だと帯を結ぶ動きです。今はあまりやりませんね…(笑)
総称して、髪を結んだり腰に手をまわしたりする動きは四十肩や五十肩にも関わりますので
なるべく肩甲骨は動かした方が後々の痛みに変わってきますので動かしてあげてください。
動かし方と言っても肩関節は動く範囲が広いので、原因となる筋肉を当院で見分けたいですね。
当院では痛みの改善はもちろんのこと可動域の改善もやりますので、ぜひ相談して下さい。
次回は肩~腕にかけての筋肉を紹介していきます。よろしくお願いします。