こんにちは！
まごころ鍼灸整骨院京王堀之内院です(^^)
前回は「むち打ち症の治療方法とその流れについてご説明しました。
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今回はむち打ちについて最後の記事なります。
・日常生活では何に気をつければいいか
・将来後遺症等はあるのか
・むちうち損傷と頸椎椎間板ヘルニアの関係性
以上、3点を説明していきます。
日常生活では何を気をつければ良いか？
怪我をして数日間は、無理な運動や重労働、アルコール摂取などは避けた方がいいです。
痛みが改善傾向であればできるだけ早く通常の日常生活や仕事に復帰していただいて構いません。
安静にしすぎているとかえって症状が長引いてしまうこともあります。
極度の痛みが強い場合や脊髄や神経根の損傷がある場合を除いて、厳格な安静は必要ではありません。
怪我をしてから数週間経って受傷直後の痛みが改善傾向にあれば、首や肩のストレッチなどに加えて、ウォーキングや全身ストレッチなどの全身運動を
積極的に行いましょう。
将来、後遺症等はあるのか？
むちうち損傷をすると、後遺症が残ると心配される方も多いと思います。
しかし、軽症例の多くは3～４週のうちに治癒すると言われていて、これまでの研究では7～8割の方が怪我をして半年以内に
重い後遺症を残すことなく治っています。
この様に一般的にはむちうち損傷の予後（症状の経過）は良好であるとされています。
ただし一部の患者さんでは長期にわたり症状が続いてしまう方もいます。（難治化と言います）
難治化の原因は、まだよくわかっていませんが、事故の状況、不適切な初期治療や治療時期の遅れ、受傷前の患者さんの頸椎の状態
（元々の加齢変化があったかどうかなど）や受傷後の精神状態など様々な原因が関与していると考えられています。
むちうち損傷と頸椎椎間板ヘルニアの関係性
椎間板が飛び出して神経を痛めてしまうことを椎間板ヘルニアと言います。
頸椎の椎間板ヘルニアがむちうち損傷により生じるかどうかは、はっきりとはわかっていません。
むちうち患者さんと首の怪我をしたことが無い健康な方とで頸椎のMRIを比べてみると椎間板ヘルニアの頻度に差が無かったという
研究もあることから、むちうち患者さんのMRIで椎間板ヘルニアが認められた場合でも、事故によって起きたというより
もともとの加齢現象として存在していたヘルニアである可能性が高いと考えられています。
この様に、むちうち症はしっかり治療すれば、完治できるものになります。
事故等でお困りの方がいましたら当院までお問い合わせください。
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