こんにちは!
まごころ鍼灸整骨院、京王堀之内院です!

先日、五行学説の体質チェック方をご紹介しましたので、本日は木・火・土タイプの方に適した経穴(ツボ)をご紹介したいと思います。

五行学説おさらい

五行学説とは自然界の森羅万象を「木」「火」「土」「金」「水」の五つの要素に分類して捉えるという哲学的視座のことです。
この哲学を人間の身体に応用したのが「五臓」という考え方です。
五臓にそれぞれ、「肝」「心」「脾」「肺」「腎」という名をつけ、身体を支える五本柱としました。
「臓」という漢字から内臓を連想してしまいがちですが、五臓の規模はもっと広く、臓器から離れた身体の末端の性質や、思考、感情の発露にまで及びます。

木(肝)タイプ

肝には五臓全体の動きがスムーズになるようにする働きがあり、その為、五臓のなかで、もっとも自律神経との繋がりが深いといえす。
肝の陰陽バランスが崩れると、イライラしたり、不安になりやすくなったり、また不眠症を招くこともあります。
さらに肝は、爪や目とも深いつながりを持っているので、目の疲れや、充血、二枚爪などの症状も起きやすくなります。

◎肝の気が増しているとき
イライラしやすい、小さなことが気になり、落ち着かない
◎おススメの経穴
□行間(こうかん) □場所:足の親指とひとさし指の間、みずかき近くの凹み。
□刺激の仕方:つまようじの尖っていない方で、気持ちよい程度の強さで5秒×3回。

◎肝の気が下がっているとき
思考が鈍くなり、ぼんやりする。不眠、気分がふさがりやすい。
◎おススメの経穴
□太衝(たいしょう) □場所:足の甲側、親指とひとさし指の間を足首に向かって押し上げていくと、骨に当たって止まる凹み。
□刺激の仕方:ひとさし指で痛くない程度の刺激で5秒×3回。

火(心)タイプの方

心は私たちの生命活動を維持するのにもっとも重要な機能系です。脳との関係も深く、情緒や意識を左右する働きがあります。
また、「心」の弱まりは「心臓」の衰えにもつながり、動悸や息切れ、のぼせ症状などを引き起こします。
寒暖差に弱いのも「心」タイプの特徴です。
また肝同様、ストレスを受けやすい機能系であり、心の陰陽バランスが崩れると情緒不安、不眠などを招きます。

◎心の気が増しているとき
イライラしやすい、不眠、思考はクリアな反面、物忘れが激しい
◎おススメの経穴(ツボ)
□少衝(しょうしょう) □場所:手の小指の爪の外縁と下縁が交わるところ。
□刺激の仕方:つまようじの尖っていない方で、気持ちよい程度の強さで5秒×3回。

◎心の気が下がっているとき
気分がふさぐ。鬱症状。倦怠感がある。
◎おススメの経穴(ツボ)
□神門(しんもん) □場所:掌側の手首で、小指よりの端にある凹み。
□刺激の仕方:親指で痛くない程度の刺激で5秒×3回。

土(脾)タイプの方

脾は、胃や腸との関係が深く、食べ物を消化したり栄養を吸収する役割を持っています。
また、悩み事が多いと胃が痛むことからわかるように、脾は心配事、「憂」「思」との関係が深く、くよくよし過ぎたり、思い悩むことが多いと、脾の力が弱まります。
また、脾の機能が下がると、ニキビや吹き出物ができやすくなり、深刻な方の場合は味覚障碍に陥ることもあります。

◎脾の気が増しているとき
ストレスで過食に走る
◎おススメの経穴(ツボ)
□商丘(しょうきゅう) □場所:内くるぶしの前下方の凹み
□刺激の仕方:親指で痛くない程度の刺激で5秒×3回。

◎脾の気が下がっているとき
ストレスで食欲がなくなる、身体に力が入らなくなる
おススメの経穴(ツボ)
□隠白(いんぱく) □場所:足の親指の爪の外縁と下縁が交わるところの凹み。
□刺激の仕方:つまようじの尖っていない方で、気持ちよい程度の強さで5秒×3回。

いかがでしたでしょうか?
次回以降、金(肺)タイプ、水(腎)タイプの方におすすめの経穴をご紹介していきますね!
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます(*^-^*)
またお会いしましょう☆

体質チェックがまだの方は下記の記事をぜひお読みください(*^-^*)

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