こんにちは。港北区小机院院長のあたぎです。

先週あたり、急に寒くなりましたね。そんな時はぎっくり腰や寝違えなどの急性な症状に気を付けてください。

かといって今週は夏を思うかのような暑さ・・・

温度の変化によって風邪っぽい症状が出ている患者さまも多くいます。

季節の変わり目は特に注意が必要ですね。

東洋医学には「未病治」(みびょうち)という言葉があります。病気になる前に治す。という意味です。

病気になってないのに治すってどうゆう事だろうと思いますよね。

東洋医学の疾病観は西洋医学と多少違います。

西洋医学で言う病気は〇〇病とか○○症候群とか診断名が付きます。

東洋医学では、臓腑病証や経絡病証や八綱病証など色々な観点から、その人自身のバランスの崩れを診ます。そのバランスが崩れている状態を病気と考えます。○○証と言ったりします。

肝の気が足りず鬱のような人は肝虚証。胃の気が強く、食欲旺盛な人は胃実証。

証というのは病態に似ています。

病気とまではいかないけど、なんとなく体調がすぐれない・・・。

そのように思っている人がこの世には溢れています。

未病治は、その状態を治していくのです。

健康管理の為にジムに通って運動している人。疲労が溜まってきたから半身浴して老廃物を流す人。

人によって健康法は様々ですが、それと同じような感覚で鍼灸治療がメジャーなものになってくれると僕はうれしいです。

生活習慣を見直したいけど、自分で身体を動かしたりするのが面倒くさい方は東洋医学の鍼灸治療をお勧めします。

ではまた。