皆さんこんにちは!ゆりのき台院です。
本日お話するのは「かばって出てくる痛み」についてです。
接骨院によく通っておられる方は、一度はスタッフからこのような話を聞いたことがあるかと思います。
そもそも「かばう」とは、
1 他から害を受けないように、助け守る。いたわり守る。「いじめられている子を―・ってやる」「傷を―・う」
2 大事にしまっておく。 (デジタル大辞泉より)
という意味で、接骨院などでいう「かばう」は1番の方の使い方ですね。
接骨院でよくあるのが初めは腰が痛くて来院した患者さんの腰が良くなってきたころに、背中だったり太ももの外側が張ってきて違和感を感じたり、今度はそちら側に痛みが出てきてしまう、というケースです。
身体の各部位にはそれぞれの役割があります。腰なら身体を支える土台となること。
しかしながらその腰は今痛くてその役割を全力で行うことができない。
それでは困ってしまうので腰に隣接した部位、背中や、腰から出て大腿を走る筋肉などがその役割を肩代わりしてくれます。
これがいわゆる『かばう』ということです。
結果、腰が治ってきたころに思い出したかのように余計な仕事が割り振られた部位が痛くなってくるのです。
何故思い出したかのように痛くなるのかというと、人間の身体というのは基本的には一番調子が悪い所をまず優先して治してほしいと思うからです。
?(‘_’)?という感じかもしれませんが、つまりは身体の中で一番しんどい部分の情報が優先して伝えられる、ということです。
このため、腰が治ってきたころに「実は」痛かった背中や「気がつかなかったけれど」張っていた太ももなどが気になってくるわけです。
実際に痛みが出ているところのみを治療していると、また別の部位が痛くなるの繰り返しで治療が長引いてしまします。それを予防するために当院では痛みの出た部位と、その近接部位にも施術を行います。
しかし本来この「かばう」という身体の機能は無理なく自然に行うことができるもののはずです。
よく腰が痛くなるけど、よくなってきたころに必ずどこか別の場所も痛くなるなぁ、、という心当たりのある方は骨格が歪んでいる為、無理ができなくなっている可能性があります。
当院では痛みそのものの治療の他に、痛みの出にくい身体を作っていく骨格矯正にも力を入れています。
痛くない優しい矯正を行いますので年齢関係なく安心して行えます。
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