皆さんこんにちは!
まごころ鍼灸整骨院ゆりのき台院は今日も元気に営業中です(*^^*)
今回は急性腰痛いわゆるギックリ腰に効くツボをご紹介します。
最近、患者様から「寒くなってきたから、ここも痛くなってきたわ」という言葉をよく聞きます。
寒くなると、血管を収縮して体内の熱を逃がさないよう脳から指示が出ます。
血管が収縮した状態が続くとで体温は低下し、関節や末端の冷えを引き起こします。
血の巡りが悪くなることで血液が停滞状態になり、これをうっ血と呼びます。
血流不足になることで軟骨などに栄養が行きわたらなくなったり、筋肉の緊張やコリが引き起こされます。
筋肉の緊張が続くことで、筋肉に疲労が溜まります。
そこに運動負荷や不良姿勢など腰への負担が重なると、腰の筋肉が回復しきれずキャパオーバーでギックリ腰を引き起こします。
12月に入り、年末に向けて家のお掃除を始めると思います。
ギックリ腰にならないよう無理な姿勢で掃除をしない、身体を冷やさない。
この2つを守ってお掃除をしてください。
前振りが長くなりましたが、今からギックリ腰になってしまったときに効くツボをご紹介します(^^)/
腰腿点(ようたいてん)
位置:人差し指と中指、薬指と小指の骨の間の付け根のくぼみ。
効能:ギックリ腰・腰痛
足三里(あしさんり)
位置:膝蓋骨のすぐ外側にあるくぼみから指4本分下がったところ
効能:腰痛・膝痛・足の痺れなど足のトラブル、腹痛・下痢・嘔吐など胃腸の不調
解渓(かいけい)
位置:足首の前面、真ん中あたりのくぼみの中
効能:足先の痺れ、お腹の張り、便秘、軽い足の捻挫
腎兪(じんゆ)
位置:直立したときに肘が脇腹に当たる位置の背骨から左右外側へ指幅2本分ずれたところ
効能:全身の疲れの改善(特に腰)、消化不良、食欲不振、泌尿器疾患、呼吸器疾患、生殖器疾患
大腸兪(だいちょうゆ)
位置:腸骨の左右上端を結んだ線と、同じ高さの背骨から左右外側へ指幅2本ずれたところ
効能:腰痛・坐骨神経痛・下痢・便秘・腹痛・復張・胃腸のトラブル・生理不順
志室(ししつ)
位置:左右の腎兪から、それぞれ外側へ、指幅2本ずれたところ
効能:腰痛、生理中の腰のだるさ、排尿困難、夜尿症
上髎(じょうりょう)
位置:仙骨には左右に4つずつのくぼみがあります。一番上のくぼみ。
効能:生理痛・子宮内膜炎・子宮後屈・坐骨神経痛・冷え性・夜尿症・腰痛・下肢麻痺
次髎(じりょう)
位置:仙骨には左右に4つずつのくぼみがあります。上から2つ目のくぼみ。
効能:腰痛・排尿障害・生殖器疾患・冷え性
承山(しょうざん)
位置:かかとからアキレス腱に沿ってふくらはぎの方へ向かって指で押していくとアキレス腱と筋肉の境目で指が止まるところ
効能:足のむくみ、腰・背中の疲れ
一つ注意点がございます。
ギックリ腰になったからと上記のツボ(特に腰まわりのツボ)をグリグリ押すとかえって悪化します。
ギックリ腰は腰に炎症が起きている状態です。
炎症が起きているところをグリグリ押したり、温めると炎症が広がり痛みが強くなります。
ギックリ腰をしてすぐは、安静にすること、そしてアイシングをしてください。
3、4日で炎症は治まりますので、上記のツボを押してみたり、お灸をしてください。
※3、4日経っても痛みが強いときは、まだ安静にアイシングをしてください。
当院にはギックリ腰に特化した治療器具がございます。
ギックリ腰は早期の対応が重要になります。
LINEでもご予約できますので、お気軽にご相談ください(*^^*)