こんにちは!三ツ沢下町院です。

前回の記事で冬バテの要因についてご紹介しましたが、冬バテに負けず寒い冬を乗り切るには、自律神経やホルモンのバランスを整えることが大切です。

今回は日常生活に取り入れたい【生活習慣】をご紹介します。

 

朝日を浴びて一日をスタート!


太陽光を浴びることで体内でビタミンDを生成し、骨が丈夫になり、免疫力が高まるなど良い効果がたくさんあります。

とくに朝日を浴びることで、メラトニンの分泌が抑制され体内時計のリズムが保たれます。

また、セロトニンの分泌によって幸福感や安心感・腸内環境の改善が促されます。

朝起きたらすぐにカーテンを開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。

体を温める

39~40℃のお風呂に10~15分ほど、ゆっくりとつかるようにしましょう。

一番湯ざめしにくい湯船の適温は40℃とも言われています。

熱いお湯は交感神経を優位にしてしまうので、ぬるめのお湯で体をじんわり温め、リラックスモードの副交換神経の働きを高めて心身を休めてあげてください。

急激な気温差に気をつける

近年、寒暖差への耐性が弱い人が増える傾向にあるようです。

暖かい室内から屋外に出る時には、近場でもマフラーや手袋・腹巻などをしてしっかり防寒対策をしましょう。
とくにお腹と首元を温めると、全身に温かい血液が循環します。

呼吸と姿勢を意識する


寒さやストレスでリラックスできていない時は、自然に呼吸は浅くなり、猫背姿勢になりがちです。

意識的に胸を広げて、ゆっくりと深い呼吸する事を心がけましょう。

室内でゆったりした運動を

ストレッチやヨガなど、部屋の中でゆっくりとしたペースでできる運動をする事も、副交感神経が優位になってくるのでおすすめです。

特別な運動ができない時は、「歩幅を広げ早足で歩く」「エスカレーターを利用せず階段を使う」「電車では座らない」など、日常生活の中に軽い運動効果のあるものを取り入れるだけでもOKです。

規則正しくバランスのよい食事を

1日3食、バランスのよい食事がまず基本です。

冬バテの状態が続くと体内の活性酸素が増えるので、抗酸化成分を含む食材を積極的に摂るように工夫しましょう。

※【抗酸化成分を豊富に含む食材】
ゴマ、きのこ類、緑黄色野菜、海藻類 など…

身体を温める食材を意識して摂る事も大切です。

※【身体を温める温性の食材】
人参、玉ねぎ、ごぼう、生姜、ニラ、ねぎ、にんにく、鶏肉、鯖、鰯、唐辛子、黒砂糖 など…

 

 

この機会に生活習慣や食生活を見直し、寒い冬も元気に過ごしていきましょう!